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2017(Mon) 21:18

『君が人生の時』@新国立劇場中劇場

Live & Stage_V6

『君が人生の時』、無事全公演終了おめでとうございます。

昨日の千穐楽公演、私にとっては今作品に関して最初で最後の観劇のチャンス。
行って参りました。
残念ながら同時刻観劇の38歳になりたてホヤホヤのミヤケさんのお姿はこの目では確認できず。

各種雑誌での対談や公式サイトのあらすじ等々を読んでいるだけではなかなかとっつき難そうな部類の作品かも…との不安もあったんだけど。
かといって原作や戯曲を読むパワーもなく…
開き直って、真っ新な状態で、何の先入観も持たずに臨むことにしました。

私にとっては、きっと、それで正解。

何度も観たり、その時のこちら側の気持ちの状況だったり…によって、受け取り方や感じ方が全く変わると思われるこの作品。
私の心には、どこかじんわりと温かい、そんな素敵な時間が流れていきました。
楽しかったです。
ありがとう♪


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新国立劇場初潜入。初めての劇場に足を踏み入れる時はそれだけでもドキドキなのに、今回はちょっとばかし時間も早めで、、、さらにキンチョー。
帰りのバス乗り場のチェックも済ませて(諸事情によりバスには乗らなかったんだけど^^;)、早々にランチ。
先に観劇された方々から、クッションは是非ともレンタルすべし!お手紙は左手カウンターのお姉さんに託すべし!と教えていただいていたので、観劇までの事前準備は抜かりなし(笑)。
ロビー部分は吹き抜けになっていて、劇場内部も木目調の建具で、とても落ち着いた印象を受けました。
長時間のオペラ鑑賞用に…と開発されたというクッション、500円というレンタル料が高いか安いかは置いといて、、、全席に常設されてはいかがでしょう?今回3時間でしたけども、クッションレンタルしていても、やはりちょっとお尻痛くなりましたから^^;。
でも、舞台を要とした扇形の劇場は、とっても観やすかったです。

では、つらつらと感想をば。
といっても、レポではなく、本当に感想。それもかなり偏った見方をしているかもしれませんので、あしからず。

舞台はサンフランシスコの波止場の外れにある酒場。そこには様々な事情を抱えた客がやって来ては去っていく。誰もがそれぞれの想いを抱えたまま酒を飲み、ポツリと本音を語り、時の流れに身を委ねる。
若く美しい放浪者のジョーは、いつからかこの店にやってきて毎日朝から晩までシャンパンを飲んで過ごす不思議な男。この店で出会いジョーの弟分となったトムは、客の一人、キティに恋しているが思いを打ち明けられずに悩んでいた…。


時代背景が第二次世界大戦開戦直前ということや、移民の国・アメリカということもあって。
この酒場にやってくる人たちは、祖国も違えば育った環境もまちまち。抱えている苦悩もバラバラ。
共通点は、どちらかといえば貧困や差別、偏見によって虐げられていると思われる人たち…ということか。
唯一、ジョーだけを除いて。

群像劇というか会話劇ということだったんだけど。
それぞれの事情を抱えながら酒場にやって来ては、仕事が欲しい、お腹が空いてる、想いを寄せる女性を待っている…
そんな自分の状況を吐き出していく。
ジョーは酒場の片隅で、シャンパンを片手に優しく微笑みながら会話を聞き、時には励まし、時にはお金を渡し、手を差し伸べ、見守っている。女性には紳士的に、弟分のトムには少しばかりのムチャな言いつけをしながら。

この店に集まってくる人々は、苦しいながらもみんな自分の日常を必死に生きている。
もがき苦しみ足掻きながらも前に進もうとしている。
そんな日常が積み重なって、その人そのものが、その生き様がその人にとっての「人生」となるのであろう。
地位や名誉に関係なく、歯を食いしばって生きているどんな「人生」も素晴らしいのだ。

そして、必死に前に進もうと努力を惜しまなければ、いつかきっと、道は拓ける。歩み続けている人のもとには、ジョーのように優しい眼差しで見守ってくれる人が、手を差し伸べてくれる人が、現れるのかもしれないな…と。

私にはそんな風に感じることのできる作品でした。
だから、観終わってじんわりと心が温かくなったのかと。

素性もよく分からないジョーが何故こんなにも町の人たちに慕われているのか。
働きもせず、お金で人を動かし、気障な台詞を吐きながら一日中シャンパン飲んだり葉巻を燻らしたりギャンブルしたり…。
ともすれば、煙たがられたり毛嫌いされたりしそうなものなのにね。

この作品の登場人物の中で、ただ一人だけ町の人たちから嫌われている人がいて。
権力や立場を振りかざして弱い者いじめをしている人か、相手が誰であろうと分け隔てなく接するか(しかも女性や弱い者にはとことん優しい)。その人とジョーの違いは明白でしたけどね。

物語の中でも「何故そんなにお金を持っているのか」とたびたび尋ねられるジョーだけど、はっきりと答えることはなく。
ジョーの素性については、完全に観ているこちら側の想像に委ねられていました。
どこからやって来た人なのだろう?(アイルランド出身とは言ってたな)
何の仕事をしているのだろう?
何故そんなにお金を持っているのだろう?
何故そんなに他人に優しいのだろう?
そんなことを考えながら、想像しながら観ることによって、あの酒場で交わされる会話や物語そのものに膨らみが出たようにも感じてました。

坂本さんは、、、そんなジョーにとてもハマっていて。
座ってグラスを傾けていても、シャンパン(ノンアルだそうですけど^^;)を飲んでいても、葉巻を吸っていても、おもちゃを操っていても、不自由な脚(そういう設定)を引きづりながら歩いていても、長い脚を組み替えるだけでも…
とにもかくにも、紳士的な動きがとてもとてもスマートで、、、素敵でした。はぁ…カッコイイ。ほんま、憎らしいほどにカッコよかったです。

その他の役者さんも、みんなビシッと一本筋が通った演技をされていて…圧巻でした。
3時間という時間が退屈することなく過ぎていったのも、役者さんと演出の成せる技なのでしょうか。

千穐楽の挨拶で、坂本さんが
「何だこれ?とか普通の日常って素晴らしいなとか…みなさん色々な感想をくださって。それぞれにいろんな『おみやげ』を持って帰ってください。」とおっしゃってました。
坂本さんが出演してなかったら、きっと観ることのなかったジャンルの作品。私にとっても新たな出会いとなりました。
上質な時間の使い方ができたように思います。
ありがとう。

再演があったら……(坂本さん苦笑いしてたけど^^;)、是非とも関西でも^^。

さて、終演後にダッシュで原宿へ移動。
当初はコミュニティバス(100円)で原宿まで移動する予定だったのですが…劇場を出てきた時間がバスの時刻で。。。歩道橋渡ってバス停まで行っても間に合わなかったら後々の予定に響くな、、、と思った私たちは劇場前に停まっているタクシーにてサクッと移動。大人って………(苦笑)。

行った先は言うまでもなく…九州じゃんがら(原宿店)。
こぼんしゃん(全部のせと餃子)を美味しくいただいてきました^^。←ビールは新幹線の中までおあずけ
最初ね、空いたカウンター席に通されたんだけど、ラーメンが運ばれてくるタイミングでテーブル席が空いて、そちらに移動させてくれたり…
お会計の際に店長と思われるお兄さんから「間違ってたらごめんなさいね。V6ファンさんですか?」と尋ねられたり…。
久しぶりに訪れたじゃんがらラーメンに大満足。
注文したメニューと雰囲気でなんとなく…ってことでした。いつもはV6さん流してるんですけど、今日は別イベントがあるのでごめんなさいね…また是非来てくださいね…と。いえいえ、代々木の改修が終わったら、また伺います。ごちそうさまでした^^。

で。
せっかく原宿まで来ているのだから、やっぱり行っちゃいますよね、代々木。
改修前最後のイベントと思われるケツメイシのライブが行われていて、、、大勢のファンでいっぱい。
あの歩道橋も揺れてました…^^;。

次にこの場所から代々木を眺める時には、どんな景色が広がっているのでしょうね。
楽しみにしながら、、、バイバイ東京。
またね!




テーマ: V6
ジャンル: アイドル・芸能

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