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2013(Mon) 20:00

舞台『フランケンシュタイン』@観劇記録。

Live & Stage_V6

頭の中で『フランケンシュタイン』がぐるぐるしてます(^^;。
こんな感覚、久しぶり。えぇ、久々です。。

土曜日に観て。日曜日の観劇を終えてしばらく経つまで、、、V6の曲が聴けなかった…。
いつもなら、一人になった途端にiPod nanoちゃんで聴くんだけど、、、。
今回は聴かなかった、、、聴けなかった、、、うん、聴こうという気にならなかった。。
特に土曜日の夜は翌日に逆ver.が控えてるってゆーのもあって、舞台から受けた感覚そのまま、世界観を無意識にキープしておきたかったのかもなぁ。(あの時ばかりは、アイドル坂本昌行を排除してたような。。)

さて。
時間が経つほどにいろんな感情が沸いてきちゃうので、早いこと吐き出してしまおうと思います(苦笑)。
どんどん変わっていく感想は、またちょこちょことどっかに落としていくことにして…。

ダラダラ長い上にネタバレ全開、しかも独断だらけの感想で、いまいち自分でも何が言いたいのか伝えたいのか???なったりしてますけど。
よろしければお付き合いくださいませ^^。


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命を与えた過ち。生まれてしまった悲しみ。


『鉈切り丸』にも通じるものがあるような気がする『フランケンシュタイン』。
今、こういうテーマの作品が続けざまに上演されるとは…。。


生と死。善と悪。倫理と科学。親と子-。
決して正解のない…だが、生きる上では避けて通れない人間の業。

1818年ごろのヨーロッパ。

生命の創造に取り憑かれたビクター・フランケンシュタイン博士は、人造人間を作り出すことに成功する。だが、誕生した怪物はあまりに醜悪で、思わずその怪物を置き去りにして逃亡。

ひとり取り残された怪物は街へ向うが、人々は怪物の醜さに驚き、叫び、殴りかかっていく。

追い立てられた怪物は森の中で一軒の家にたどりつく。
盲目の老人ド・レイシーに普通の人間として初めて受け入れてもらった怪物は、彼から言葉を学び、やがて「感情」が芽生え始めるが……。


ストーリー自体は、原作にわりと忠実かと。
なので、ココでは割愛させていただくことにして…(検索かけていただくといっぱい出てきますし)。
フランケンシュタイン博士と怪物を、ヒガシと坂本さん、2人の役者が日替わりで演じた「役」やその印象について書こうかと。
が、その前に。

物語に登場するある1人について。
ビクターの婚約者で研究や科学にしか興味のないビクターを待ち続けた女性エリザベス。ド・レイシー以外に、見た目も含めて怪物の存在を受けいれた唯一の人間エリザベス。
彼女は健気な女性だったのか、、、私にはいまいち分からなかった。じっと待ってるようでいて、一向に相手にしてくれないビクターをけっこう非難したりもしてたし。怪物を前にして凛とした姿が聖母のよう…て意見も多いのだけど、見た目はアレだけど、知識も教養もあって、自分を一人の女性として接してくれる怪物に、惹かれそうになってるように見えたのは私だけかな?
ビクターの前で怪物に襲われて(犯されて舌噛み切られて)殺されちゃうんだけど、ビクターには全く相手にされなかったのに、殺される直前ようやく「女」として扱ってもらえたんだよね、怪物には。
怪物にとってはビクターに復讐する手段、単なる道具でしかなかったかもしれないけど、彼女にとってはある意味幸せな最期だったのかも~と思わないでもない。あのまま普通に生活してても、きっとビクターは一生彼女に興味は示さないだろうからさ。
同じ女性としてこんな風に思うのはヒドイかもしれないけど^^;。
ビクターもさ、今まで散々邪険にしてたのに、ショック受けるってどーなの?あのショックって、婚約者(初夜だから嫁か)を寝取られたことよりも、そーゆーコトに免疫がなくてショックだったのか!?と。
しかしねぇ、自分が創り出した「怪物」に、そういう(女性を求める)感情まで芽生えるなんて、、、ビクターは想像してなかっただろうな。。
あ!自分にない感情(女性を欲するとか、雄としての本能的な感覚を含めたそんな感情)を怪物が持ってるという事実を目の当たりにしたことが、一番のショックだったのか!そーか!


はい、では本来の感想に。

【フランケンシュタイン博士】
自分の力だけを信じ、正当な方法ではなく科学の力による人間創造にしか興味のないフランケンシュタイン博士は「愛すること」「愛されること」を排除して生きてきたために、愛を知らない哀しいヒトで、怪物以上に人間として大事な感情が欠落したヒトでした。
これはどちらのver.にも共通してて。

ただ、ヒガシ演じる博士は、科学者としては完璧でスマートすぎて人間味が感じられない、ヒトらしくないヒト。それが怖くもあり…。
坂本さん演じる博士は、人間の持つ罪深さや天才と狂人の紙一重な部分、人間味がすごく感じられて、、、恐ろしかった…。

【怪物(クリーチャー)】
自ら望んで生まれたわけじゃない怪物。
どんな方法、手段であっても、この世に生を受けたモノとしての本能までも創造されていたのか、人間と同じように生きていくためにもがき、苦しみ、、、愛を求めるあまりに憎悪の感情までも芽生えてしまった姿があまりにも哀しかった。。

ヒガシ演じる怪物は、博士が創り出した究極の創り物。
生まれた瞬間から動きも何もかもが滑らかでスムーズで、印象としては「円い」というかつるんとした感じ(ボキャ貧でスミマセン)。人間らしいんだけど、それでいて人間味がないというか…。。
対する坂本さんは、より人間に近い。ある意味、ヒトそのもの。生々しいくらいにヒトだった。ただ、見てくれが「怪物」だっただけで。
ぎこちなくて手さぐりで、それこそ人間らしくゴツゴツした部分が見え隠れする感じ。
自分を一番愛してくれるハズの博士(生みの親=母親なら子供に惜しみなく愛を注いでくれる、、、と解釈して)と一緒に死へ向かっていく時の怪物のシアワセそうな顔ったら、、、これでようやく独り占めできるんだもんね…。

ヒガシが怪物の回は、笑いが起きることも稀で、あってもクスクス程度だったんだけど、
坂本さんの怪物は表情も豊かで人間ぽかったからか(ご本人もパンフで「人間の赤ちゃんをイメージした」と。)、けっこうな笑いが起きてたなぁ。思わずお友達と「あの(笑いが起きる)違いはなんだろう?」と話あったさ。

、、、と、ここまで書いてくると…

博士にしても怪物にしても、ヒガシの場合は人間のようで人間でない印象が強く、
坂本さんの場合は、博士の場合はもとより、創り物の怪物であってもとっても人間味溢れてて、、、

そんな印象を受けました。

これってさぁ、、、ヒガシと坂本さんから受ける印象そのもの、、、のようにも思えたり。。
2人とも、自分自身をさらけ出して板の上にいたんじゃないかな。

私、板の上で演じるヒガシを観るのは初めてなのでアレだけど、ヒガシの演技って、それこそスマートでスッとしてて、良くも悪くもクセがないように感じた。今回のための役作りかどうかは分からないけど。
博士を演じるヒガシは、ビックリするほど若者に見えたんだよね。

どっちのver.が好きとか嫌いとか、、、勝った負けた、、、も先輩後輩も一切なく、
2人の役者が自分なりの博士と怪物を魅せてくれたように思います。
やっぱり、観るなら両ver.観るべき作品だな、と。
同じセリフ(多少言い回しに違いがある部分もあったけど)、同じ演出のハズなのに、、、まったく違うんだモンね。
ま、そこはやっぱり坂本さんファンですから。いずれのver.も坂本目線で観てしまった感は否めません。素直に認めます(笑)。


ダラダラと書き殴ってはいますが、もう少しだけ。
土曜日ソワレは公式先行でA席を取ったので、3F前列ほぼセンターからの観劇でした。
グローブ座の構造上、前の手すりでね、はい、舞台前方は見えず(^^;。奥行を楽しんで、、、ました(笑)。
日曜日はお友達に譲っていただいた1F上手(サイド)のお席。前日に見えなかった舞台全貌と、生演奏まで観ることができて、とっても観やすかったです。

日曜日(坂本さんが怪物の回)、カーテンコールに登場しては手を振って捌けていくんだけど、、、
手の振り方はいつもの坂本さんなのに、あの風貌ですからねぇ(^^;。
けど、博士の回でも怪物の回でも、何かに憑りつかれたような狂いっぷりがハンパなかった坂本さんが、あの瞬間、コッチの世界に戻ってきてくれた~と心底ホッとしましたわ。
下手に捌けていく坂本さんばっかり上手から観ていたので、、、日曜日のカーテンコールのヒガシ(上手に捌ける)は、、、一切記憶にございませーん(爆)。
あ、もっと激やせしてるかと思ってたけど、思ったほどでもなくて。ヒガシよりすんごくゴツく見えたぐらいでした。

そんなこんなの『フランケンシュタイン』観劇記録に、ここまでお付き合いくださった方、どーもありがとうございます。
ひたすら重いストーリーではあるんだけど、再演があったらぜひ観に行きたい!
その際は、どーか関西でも上演されますように……。
一人でも多くの人に観てもらえますように……。
アンケートにも、再演の際にはぜひ関西でも!とお願い書いといたから(笑)。
でも、この作品のDVD化は特に望んでなくて。映像になるとなんかちょっと違うかなーって。まぁDVD化されたら買っちゃうだろうけどね。

ヒガシ、坂本さん、どーもありがとう!!!
あ~ウチら(ブイファンの皆さん全般)って、、、すんごい人たち好きになっちゃってるよね……。。



テーマ: V6
ジャンル: アイドル・芸能

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